ネイチャーゲームと椅子作り
*** ネイチャーゲーム ***
12月9日(日)は朝から冷え込みましたが、日中は日差しもあって屋外でカラダを動かすと、ちょうどいい気持ちになる気候でした。
朝から「今日は楽しい日になるよ」と教えてくれてるように、
きらきらと光が土間に差し込み、金魚の水槽を通って美しい虹を作ってくれました。
いつもは、空高くにある虹ですが、
土間に映し出された虹は、写真の通りとても色がくっきりとしていて綺麗でした。
今日の予定は、午前の部10:30から「山ぼうしの樹」の小さな森で自然を感じるシェアリングネイチャー講座(ネイチャーゲーム)と、午後の部1:30からの木工体験。
おかげさまで、午前の部も午後の部も満席となり、20名以上の方々がいらっしゃいました。
今回、ネイチャーゲームの主催者「山暮らしカフェ」さんの幸山さんご夫妻(チャオミンさんとシッポさん)さんが講師となって、さまざまな自然に関するゲームと、シェアリングネイチャーについてのお話をされました。
はじめに、て~のひらを太陽に~透かしてみれば~
冬の優しい日差しがキラキラと輝きながら、指の間を通って目に届きました。
皆さん笑顔になります。
「まぶしい~」「気持ちいい」「きれ~い」
太陽をこうやってじっくりと感じようとしたのは久しぶりです。
気が付けば、「寒い」と言う声が聞こえなくなったような・・・。
そして、一対一になってお互いの紹介。
でも、普通の自己紹介ではなく、「森の中で聞きたい音楽は?」とか「自然の中で、一番好きな香りは?」とか自然の感じ方や思い出などを紹介しながら、いつのまにか自己紹介になっているというようなものでした。
ブーっという笛が鳴ったら、また次の相手と。
そして、みんなで輪になって、特に印象に残ったお話を紹介してもらうというゲームでした。
その後は、落ち葉コレクターだというチャオミンさんに協力して、落ち葉拾い。
「穴が開いた落ち葉」
「匂いのする落ち葉」
「笑っている落ち葉」などを夢中で探します。
普段は、落ち葉をただ落ちている葉っぱ、落ち葉拾いが大変だ、と思いがちかもしれませんが、目を凝らしてみてみると、すぐ身近にこんなに可愛い葉っぱ、面白い葉っぱがあることに気づかされます。
特に、「笑っている葉っぱ」集めは、みなさんの想像力で、面白い葉っぱが見つかりました。
山ぼうしの樹は、雑木の森をイメージして植栽されているので、落ち葉の種類もいろいろあるようです。
「落ち葉拾い」というより「落ち葉探し」です。
みなさん、落ち葉探しで座り込んで、葉っぱをじっくり観察したり、香りをかいでみたり、一枚の葉っぱからイメージを膨らませたり・・・
このような形で、じっくりと「山ぼうしの樹の"小さな森"」に向き合って感じて頂き、
とても嬉しく思います。
私たちの家づくりでも、「庭」のある暮らしを大切にしています。
わざわざ遠くに森林浴に行かなくてもいいんです。
もともと自然が豊かな土地ならいいのですが、それ以外なら身近に小さな森をつくれば
毎日自然と触れ合うことができると思います。
そして、ネイチャーゲームなどの自然をもっと楽しんだり感じたりする術を知っておけば、
さらに心豊かな日々を送ることができることと思います。
ネイチャーゲームが終了後、庭からも、人からも、なんだかとても良い雰囲気が漂っていました。
*** ランチ ***
13:30からはイスづくりです。
ネイチャーゲームに参加後、そのままイスづくりをされる方もいらっしゃいましたので、
せっかくだから、午前の部が終わったら山ぼうしの樹でランチをしましょう!
ということになって、カレーライスを作りました。
羽釜でご飯を炊いて、ロケットストーブでお湯を沸かして、みんなで頂きました。
そして、ネイチャーゲームの講師をされた山暮らしカフェさんも、そのまま今度は「ひとときカフェ」として営業されました。
*** 小さなイスづくり ***
イスづくりは今回初めてのワークショップです。
参加者の方も多く、天気も良かったので、引き続き中庭でのワークショップです。
いつもは、釘で組み立てることが多いのですが、イスづくりは電動ドライバーを使って頂くことにしました。
電動ドライバーが初めての方も多かったのですが、楽しい!といって上手に作られていました。
部材が多く、結構難しいイスづくりでしたが、家族や周りの方たちと協力しながら、
みなさん一生懸命に作られました。
ご参加ありがとうございました!
次回の木工は、1月に曲げわっぱの弁当箱を計画しています。
詳細は、またホームページ等でお知らせしますね。